私は寝ぐせ直しを適当につけて、 ブラシでといた。 ストレートパーマをかけているだけあって、案外あっさりと直る。 鏡で自分の姿を再確認すると、印鑑を持って玄関に向かった。 「すみませーん。 お待たせしました!」 「いえいえ。 …あれ?髪、といたんですか?」 「あれ、バレました?」 「バレますよー」 イケメン君はそう言いながら笑う。 笑った顔も…素敵! 「はい、じゃあありがとうございました」 印を押し終わると、お金を受け取りあっさり帰ろうとするイケメン君。