やさしい悪魔





授業が終わるとすぐさまアキは立ち上がり、あたしに目配せをした。


バイト代入ったばかりだし、あたしもなんか買おうかな。


『その服可愛いじゃん』


……なんて、ソウタ君に言われないかなって期待をしている。


オシャレをするのは大好きだ。


新しい服を着ていくときは、似合ってるかな?ってソワソワするけど。



「ねぇねぇ、アキ。目元はうすいピンクかなぁ?それとも大人っぽくブルー?」

「シャドーかぁ。ミチはラメだけでいいと思うんだけど。ブルーとかにすると、大人っぽすぎない?」

「オッケー。」



あたしはスパッと決めると、すぐさまレジに向かって会計を済ます。