やさしい悪魔




「……え?」

「一目惚れしちゃったかも、あたし。」


え!?えええ!!

それはもちろんマサに……だよね?


「ものすごい嫌いなタイプなのに、なんでだろ。気になるんだよね。」


やっぱりマサか。

うん、かなり衝撃。


ソウタ君がご飯を作ってくれた時よりも、もしかしたら驚いているかもしれない。



アキが、マサに恋をーー。



「わかった。じゃあみんなで行こっか」


友にそう言われたら、NOとは言えないもんね。

だって大好きなアキの頼みだし。


2人きりは今度に先延ばしかな。


「ありがと、ミチ。」



そう言って、うつむいて微笑むアキがなんだか可愛く見えた。