彼の秘密と彼女の秘密



華が産まれたばかりの赤ちゃんを抱かせてくれる。


思わず涙がでてきた。


「瑠璃、ありがとう…
こんな可愛い子を産んでくれて」


「喜んでくれてよかった。
名前、考えなきゃだね」


「僕はもう考えてあるんです。

飛龍です。どうです?」


「飛龍かぁ。
いい名前だね」