華が急いでやってくる。 「陣痛ですね。瑠璃様、大丈夫ですよ。 赤ちゃんの為にも頑張りましょう」 「うん…」 それにしても半端ない痛さ。 意識が飛びそうだ。 「瑠璃、僕が側にいますから。 頑張ってください」