縁側まできて、

「月が綺麗ですねぇ。毎日ここで瑠璃と見ているのに飽きないですねぇ」

「私もここで凛と見る月が好きだよ」


だんだん疲れてそのまま深い眠りについてしまう。

凛が布団まで運ぶ。


凛は瑠璃がちゃんと寝るのを見届けるとそっと起き、手紙を書いた。