土方「…翔…止まれ!!!」
翔「…彼等を解放して下さい…副長!!」
総司「ダメだッッッ!!!」
翔「私が!…此方にいる場所を見つけたい!」
平隊士「……………………………………」
翔「…もぅ…此処までやらなくても…
大丈夫ですか? 楠木さん…」
楠木「……………………………………」
翔「私のせいで…すいません。荒木田さんも…」
そう。彼等は…
御倉伊勢武、荒木田左馬之允、楠小十郎、後三郎、松井竜三郎、松永主計
長州の間者と言われた人達…
少し話をさせて下さい…。
そう言うと、土方と総司は蔵から出た。
翔「……あなたの志は……?」
楠木「…馬鹿にすんなっっっ!!」
翔「………長州は勝ちます……」
楠木「っっっ!!!」
翔「……幕府は長州の手によって落ちます…」
荒木田「……貴様…長州のもんか?」
翔「いえ…壬生浪士組のもんです。
あなた達の志は…届きます。
私は…あなた方の事…言うつもりはないけど…直に暴かれる…。」
楠木「お前…何者だ!!!」
翔「……私の素性を教えたら桂さんに言うよね? それとも高杉晋作? 吉田栄太郎?」
楠木「っっっ!!!」
翔「…長州は…間違ってない…ただ…遣り方を間違えた…間者になるなら…壬生浪士組もろとも長州に引き込むくらいの事してよ!」
荒木田「…先が…見えるのか…?」
翔「それもまた違う……この組の殆どは…死ぬよ?幹部は…殆ど…。近藤さんも…」
楠木「…何故言うんだ…お前等が不利になるようなことを…」
翔「あんた達にも…死んで欲しくないから…」
間者「っっっ!!!」
楠木「俺は…その事…言わなければならない…」
翔「いや…言わないよ…」
楠木「何故分かる!!」
翔「私を信用してないから…あと…誰も信じないよ?」
楠木「…………………………」
翔「私は壬生浪士組が大好きです。彼等の為に死ぬつもりです。でもそちら側にも生きて欲しい人がいるのも事実」
楠木「…誰だ!」
翔「あなた達。そして吉田、久坂、高杉、…誰よりも…坂本竜馬…」
間者「っっっ!!!」
翔「ごめんなさい…痛かったでしょ?」
と、楠木の頬を触る。。。

