浅葱色に射す一筋の光






   総司「あなたの責任です!!!」

   近藤「止めないか! 総司!」

   土方「……………良いんだ。近藤さん」

  総司「早く起きて下さい…お土産…渡したいんです…」


   翔の脇に座り髪を撫でる総司。


 斎藤「お前から貰った薬…飲まなかった」

     土方「…薬?」

 斎藤「腹痛を起こさない様に…と、渡されていた。飲まなくても良いと言われた…」


    土方「っっっ!!!」


   翔の鞄をガサゴソ探す土方… 


  芹沢「……なんだ。それは…」


  土方「こいつは…先の世から来たんだ。そして病だ。薬がある筈だ!!!」


    芹沢「っっ!!!何だと?」


  土方「今回の大阪行きを行きたがったのも…起こることが分かっていたから止めようとしてたんだ」

  大量の薬が出てきたが、英語やカタカナ。
   何に効く薬か分からない…

  土方「起きろ!! 翔!! 起きろ!! どの薬を飲ませれば良い!!!」 と、無理やり抱き起こす

  近藤「止めろ!!歳…翔はそんなに弱くない…すぐに目覚めるさ。今は疲れて眠ってるんだ…寝かせてやれ」


  土方は眉間に皺を寄せて翔を寝かせた



  芹沢「他に…何を聞いてる?」



  土方「俺らの出生や、幼少の頃の自分でも忘れていた事まで事細かく…

  あんたの事もな…あいつはあんたを良い人だと…言ってる。 後は…あいつの世に幕府も武士もない。戦のない平和な世だとも言った」

  芹沢「じゃじゃ馬だけの事はあるな。
  世の女子も変わるものだ。 何故あいつが先の世から来たと分かったのだ?」

  土方「あいつが乗っていたバイクと言う物は、この時代では作り出せない代物だ。しかも…あいつはバイクを俺らに触らせない。見たければ、あいつが起きたら一緒に行ってやってくれ…」

  近藤「兎に角、今は休養が必要だ。みんな部屋から出よう。 総司。報告がある。暫く歳を連れて行くから翔を頼む」

  総司「…はい」

  みんなはゾロゾロ部屋を後にした。




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