浅葱色に射す一筋の光



  



   土方はたまたま通りかかり…

    聞いてしまった……………  

  そのまま廊下を通り過ぎ、台所で

     お茶を入れていた…


  土方「(山南さん………………………)

     アチッ!!!」


  ボーッとしていて溢れ出ていたお茶


  土方「ったく……………

  (祝言かぁ~…挙げてぇな……

   餓鬼もそろそろいても良いよな~…

    総司…そろそろ諦めろよっ!)」


  お茶を持って部屋に戻る廊下で翔が山南さんの部屋から出て来た


   翔「……………………………………」


  土方「……………………………………」



  翔はまた会釈して通り過ぎようとしたとき


     土方「ちょっと来い」


    腕を掴み土方の部屋に連行


      翔「何ですか?」


     土方「別に?」


     翔「仕事して下さい…」


     土方「一服中…」


    翔「で?何っっっ!!!」


     グイッッッ!!!


  土方の膝に乗せられ後ろからギュッと抱き締められた


     土方「もう無理だ…」


      翔「…そぅ……」


   土方「早く総司諦めねぇかな…」


    翔「は?そっち?」


   土方「どっちだよ!」


    翔「尊王攘夷だろ!!!」


   土方「あぁ…そっち…」


  翔「真面目に考えてくれない?」


  土方「一つずつ条件出すか?」


  翔「う~~~~~ん…………無理…かな」


      土方「何で」


  翔「あなた達の考えは変わらないでしょ? 私はそれだけしか望んでないし…」


   土方「じゃあよ…脱退…の選択」


  翔「…山南さんは脱退しないような気がする…」


  土方「はぁ~~~~~~~~~~

      こっちの条件はお前だ……」


  翔「………………………………と、言うと?」


    土方「此方側に戻ること…」


 翔「ん~~~~~~。私も一応尊王攘夷」


  土方「知ってる…だが、新選組にはお前が必要…俺個人もだ…」


    翔「オホホホホホホ!!!私が必要?

    そうでしょう。そうでしょう。

     やっと分かりましたか………」


  土方「てめぇ…調子に乗ってると殺す

   オホホホホホホ!!!じゃねぇっっっ!!!」


  翔「甘い!私は全員必要なんじゃ!」


   土方「欲張るなっっっ!!!」