土方「芹沢さんは…お前を信じろと言ったが…お前が揺れ過ぎなんで…無理だ…」
翔「っっっ！！！芹沢さん！助けて！」
土方「…自業自得だ…」
翔「別に…抱かれた訳じゃないのに…」
土方「……想像させんじゃねぇ…」
翔「……想像すんじゃねぇ！！！」
土方「…未遂…だったんだよな…」
翔「はい…あれは危なかった…」
土方「ほぉ～？」
翔「いや…誤解しないでよね？あれは私と麻呂で縛られてて身動き取れなかったんだから…」
土方「二人で縛られた…？」
翔「晋作にね…私が何度も逃げ出したから…ふふ」
土方「で？」
翔「だからぁ～私の気持ちは一切入ってないんだってば！！！」
土方「だから…どうされたんだ？」
翔「向かい合わせに縛られたから…接吻されたり、首舐められたり…それ以上は言えません」 ブルブル
身震いする翔
土方「……触られたのか？」
翔「………………………………………」
土方「触ったのか？」
翔「…………………………………………」
土方「……………………………………」
翔「もう気にしてないって……」
土方「俺が気になんだ……………」
翔「お前が嫌な想いした訳じゃ…」
土方「あいつは…少なくともお前を愛してんだ…好きな女は抱きたいのは当然だ。気持ちがあんのとないのとでは違うんだよ……」
翔「麻呂の気持ち？」
土方「犯されなくて良かった…一度でも抱いたら…あいつは…縛ってでもお前を離さなかっただろうな…」
翔「私…ﾓﾃﾓﾃですね…」
土方「ｼｬﾚになんねぇな…こんな小娘に皆して骨抜かれて…馬鹿野郎共ばっかだな…」
翔「光栄です」
土方「お前が俺を選んで良かった…」
翔「じゃ、大切にして下さいね！」
土方「これ以上ないくらい大切にしてる」
