浅葱色に射す一筋の光




  そして…  土方により   捕縛


  ガゴンッッッ!!! ガゴンッッッ!!!


    翔「言ってはいない!!!」


     プルプルプルプルプル………………



      ドカッ!!!



 翔「ぶぁっっっ!!!跳び蹴りはない!」


  土方「接吻もない!!!てめぇからやるなんざ…どこの好きもんだ! ゴラァ!」


   二人でギャイギャイ取っ組み合い…


  平助「はぁ~~~~~~~~~~」


    総司「クククククククク………………」


  新八「翔を手懐けるには…翔を叩ける奴だけだ…俺らには無理だろ~」


  左之「………あぁ。無理だな…」


  総司「………手を出さなくても…」


  新八「いや…あいつの暴走を止められるのは土方さんだけだよ…逆も然りだ…」


   総司「……おもしろくない……」


  平助「女扱いしないのは土方さんだけだもんなぁ~」


  新八「…だろ?見ろよ…殴り合って顔真っ赤にしながら怒ってるアイツら…口角上がってんだろ…あれも楽しみの一つなんだよ…」


  総司「……私達が生きてる限り…翔の笑顔が見られるって事なんだよね~。生きなきゃね…」


  左之「生きて戦い続けるぞ!!!」


  新八「だな……一人の女のために…何やってんだろうな…俺ら…」


  総司「…あの子だから…ですよ…」


  平助「…振り回されるのも…あいつだけだしな…」


  新八「…ただ振り回してるだけだと思うか? ちゃ~んと…俺達を見てるよ…

 あいつは…あいつだけしか出来ねぇだろうよ。
  俺達の部下達の名前までしっかり覚えてやがる…あいつは…新選組の姫だよ…」


    左之「あぁ。そうだな…」


   総司「私の…なんですけどね…」



      平助「違うよ?」

  


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