浅葱色に射す一筋の光





  左之「…俺は…一体何やってんだ?」


  新八「本当だよ!いきなりいなくなって勝手に死んでんじゃねぇよ」


  翔「それがね…左之の死体も死亡記録も残されてないの…」


  左之「はぁ~~~~~~~~???俺…一体何しちゃってんの…どこ行っちゃってんの!」


  翔「今、有力視されてるのが…清に渡って馬賊の長になったって…

 それは…全ての内戦が終わった頃、甥っ子に会ってご飯食べてることが分かってて、

 帰り際に【満州に帰る】と残してるのと…

 日清戦争に駆け付けた左之が【俺は新撰組の原田左之助だ!!!】って言ってるのを聞いた人がいたの。その人は左之と名乗る人は驚くほど強かったって…

 私はそっちの話を信じたいな…これ、聞いたとき、格好良すぎて鳥肌立ったよ!」 

   
   左之「俺…惚れるわぁ~~~!」


 翔「後…死体が発見されてないのは…歳」


      土方「は?」


  翔「もしかしたら…新政府軍に渡すなって言ったのかもね…死体がないことから

 死んでない説もあるんだけど…

 でも…私は死んでると思う…だから一緒に逝こうと思ってたんだけど……その前に…苦しくて押しつぶされそう…………」


  土方「あぁ。そうだな…何か気持ち悪ぃ話だな……」


  一ちゃん、新八、島田さんの八木さんの日記や手記が元だから…間違いも多々あるかも…


  あ…芹沢さん、暗殺した時、為五郎の足も切った?」

  
   土方「あ…………………あぁ……」


   翔「じゃあ、嘘じゃないんだ…」


  総司「こんな重大事項を言わずして…一人苦しんでたなんて哀しすぎるでしょ…」


  翔「…生きて…新選組を伝え続けることも大事だからね……しっかり生きてよ……」


    総司「そうですね………」