浅葱色に射す一筋の光





  宇都宮城は土方の戦術と指揮により一度は取り戻すが…新政府軍の強さは凄まじく…また奪還された。

  で、近くに屯所を構えたけど…
  
 新政府軍に包囲され、近藤さん出頭。

 もちろん、土方は必死に止めるけど…

 近藤さんの歳に残した最期の言葉は…

   【歳君…俺はもう疲れたよ…】

      だったそうです。


  土方は嘆願書を出すも…坂本龍馬暗殺を新選組だと決め込んでいた新政府軍。


   …近藤勇、斬首…後、晒し首…」


     全「っっっ!!!」


  翔「近藤さん死後1月…総司は近藤さんの死を知らぬまま………………うぅ……く…」


  土方「……………………もぅ良い…」


   翔「……………………………………」
     ポロポロポロポロポロポロポロポロ


  土方「…んな重いもん…一人で背負ってたのか…変えようとして……辛かったな……」


   翔「……総司……ごめん……」


    総司「えっ?何が?」


      翔「胸の音…」


  総司「あぁ。この為だったんだぁ…でも、これからも続けるでしょ?

 ますくも付けてるし…大丈夫だよ…刀握って死ねないのは残念だけど…」


  翔「絶対…病でなんか死なせないって…決めてたのに…今まで何一つ変えられなくて…」


  総司「…翔のせいじゃないし…気にしないで」  ギュッ!!!