浅葱色に射す一筋の光






  円になってみんなで座った…。

  翔「まず…幹部以上で生き残るのは…新八と一ちゃんだけ」


     全「っっっ!!!」


   翔「本当に…聞く?止めといた方が…」

  土方「其処まで聴いたら聞かねぇと…」


   みんなも一つ大きく頷いた。


  みんなの意志を確認し、ザッと話した


  翔「来年の6月5日…池田屋事件が起こる。
   新選組にとって、大きな事件。


  そこで、平助は額を斬られ、

   新八は親指の付け根を斬る、

 総司は吐血…多分…この時は熱中症だけど…

    間もなく労咳にかかる。

伊東甲子太郎…江戸に隊士募集に行ったときに連れてくる人…この人は絶対に入れないで!!!確か………鈴木大蔵…」


  平助「っっっ!!! 何で!」


    土方「知り合いか?」


    平助「俺の師匠…」


  翔「志も素晴らしいし文武両道…文句の付けどころもない優秀な人だけど…

 それで居場所を無くしたのが山南さん…  2月22日に脱走…総司を追っ手に遣わすけど…半分は逃がせって意味だったと…。

 で、見つけちゃった総司は必死に逃がそうとするけど、山南は帰ると言い、

  2月23日に総司の介錯により切腹。


 京に来た日なんだよね…覚えてた?


伊東甲子太郎は素晴らしい人なんだけど…決定的に違うのが……尊皇攘夷……隊を分離し、

 御陵衛士と言う組名を付けて出て行くの…

  師匠だから?かな…平助も一緒に

      新選組を出る。



  半年くらい経ったとき…伊東甲子太郎が近藤さん暗殺を計画…でも…これはデマと言う説もあるから分からない…

 で、新選組は先手を打つ。伊東甲子太郎暗殺した後、御陵衛士を潰す…。

 平助は逃がそうとするも平隊士に斬られ死亡…」


     全「っっっ!!!」



    翔「…続けて良いと思う?」



     全「あぁ…………………」