浅葱色に射す一筋の光





  土方「新撰組を…嘗めんなよ…?」

  翔「これ以上…負担になるなら私が消える」

  土方「…俺はどうなる…愛してると言ったはずだ…お前が刺されたとき…

 お前の言っていた【残される恐怖】を知った…今だって…【残される恐怖】を味わった…頼むから…

    馬鹿な真似はよせ!!!」


     翔「……土方……」


  土方「山南さんのことも総司のことも…全て話せ…受け止めてやっから…

 お前が笑ったり怒ったりしてるだけで

     俺達は救われてんだ…」



  左之「…お前…無茶すんじゃねぇよ!」

  総司「心の臓が飛び出ましたよ!」

  新八「…全て吐いちまえ!!!」

  平助「…それで楽になるなら…」

  翔「…でも…きっと…辛すぎるよ?」


  土方「お前は先を変えに来たんじゃないんだ……俺らに会う…その為だけに来たんだ!       分かったか?」

  翔「……話すことで…みんなの気持ちが変わったら?」


  土方「……未来を変えられて良かったなって誉めてやる!!!」


  翔「……聞いたこと……後悔しない?」


  土方「さぁな…でも…お前と生きていけるなら…それも、まぁ良しとするかな…」


   翔「…………話すよ?……………」 




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