晋作「未来の唄か…変わるもんだな」


  麻呂「そうだね…どうするつもり?」


  晋作「さぁな…俺はやることをやるまでだ。まぁ、ますくとやらは使ってやるがな…」


  麻呂「……………………………………」


  晋作「まさか…とは思うが…惚れてねぇよな…」


  麻呂「どうだろう…頭では分かってるつもりだけどあいつを知りたくなる…

  あいつが敵だと分かってるのに…

   狼の巣に返したくない。このまま…

 あいつの言うように…勝手に世が変われば良いとも思ってる自分もいる…

  あいつが気になって仕方ない。

 怒った顔も笑った顔も悲しい顔も

  変な顔も焦った顔も…全てが見たい」


  晋作「重傷だな…良いか?あいつは女じゃねぇ。」


      麻呂「知ってる」


    晋作「…あいつは止めとけ」


  麻呂「ま、止めろって言われて止められる位じゃ重傷じゃないはずだよ?」


    晋作「お前が苦しむ…」


  麻呂「良いよ…大丈夫。仕事はちゃんとするから…あいつが土方の女だってのは分かってるんだ…だけど…」


  晋作「まぁ良い。自分を見失うなよ」


       麻呂「あぁ」