麻呂「頼むから…生きてよ…」

     翔「麻呂もね~」

   麻呂「俺は良いんだよ~」

  翔「は~?意味分かんねーし…何でお前は良くて私は駄目なんだよ!!」


  麻呂「俺らは武士だからね…」


  翔「そもそもそれがオカシイ!!

 武士に切腹が許されて何で町民はいけない?意味わかんない…それに…

  私は新選組あっての私であって皆がいない時代を生きても、生きた屍になるだけ。

 私はこの時代で生きられるほどの強さもない…」


  晋作「……………………………………」


  麻呂「俺が生きればお前も生きる?」


     翔「ふふふふふ。」


    麻呂「なんだよ!!!」


  翔「お前は…一人の女のために志を変える人間じゃないし…立場もある。考えろよ…」


  麻呂「死ぬなんて言うなって…」


  翔「お前もな!!さ、そろそろ部屋戻るよ…こいつ…くっついてうっと~しいし。晋作。マスクしないと…ぶっ飛ばす!!」


    麻呂「俺も部屋に…」


  翔「結構だっっっ!!!たまには1人になりたい」


   晋作「優輝菜……ありがとなぁ~」



   マスクをひらひらしながら言う晋作。




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 久々のお一人様time…

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  晋作。麻呂…生きてね…。悔いが残らぬように…


  正直、晋作は今からマスクしても間に合うか分からない…



    ただ望みは捨てたくない…





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