晋作「……………………………………」


  翔「日本は武力でも商業でも優秀なんだよ。日本人は体が小さい分、         
  細かい作業に優れててね…絡繰りを作る上では世界的に有名になるんだ。 

  だから…貿易も盛んになるし…

     日本は大きく変わるよ…」


   晋作・麻呂はため息をついた…


  翔「日本が軍を出すときは…攻撃されたときだけじゃダメなの?


  晋作と土方が軍を率いたら…相当強いよね…」クスクス


  晋作「お前は何がしたいんだ」


  翔「日本人同士が争うなんて…

  馬鹿だよ…日本中が纏まって

  外国と闘ったら…物凄く強いのに…

 後さぁ、生き残って子孫残して

  同盟軍を裏切らないでって


     語り継いで欲しいな…

  私の時代の原点を作ったのは長州だし…

     あなた達は有名だから…

  言葉に重みがあるの…メリケンを攻撃する晋作には特に分かって欲しい…」



 晋作「……………………………………」



  翔「戦を繰り返し…自然を壊し…残された私たちは…産まれ持った病。 私も例外じゃない…」


    晋・麻呂「っっっ!!!」



  翔「だから…戦を止める為にもがいてるんだ。私の時代の一人でも多く元気に産まれてきて欲しいから…。

 でも、今まで何一つ変えられなかった…

  だから決めたの…土方歳三が死ぬ時、

      一緒に死ぬの…」ニコ  


    翔は2人の顔を見て笑った


   晋作「…俺らの敵として…か?」


   翔「私の考えは…あなた達と同じ。

    でも、一番大事なのは新選組。

       彼等の盾になる」


   麻呂「負け戦でも?」


   翔「何時でも彼等と有りたい…」



      ギュッ!!!



   麻呂「俺らと共にあれよ!!!」


  翔「新選組と仲間だったら良かったね」