何だかんだ言って本当は優しい奴なんだろうなぁ~~。

 縛られたままの私だけどね…

   ご飯は口に入れてくれるし…

     厠の時は離してくれるし…




  夜は私と麻呂を縛り、くっついたまま寝かされた…



  晋作…これならまだ柱のが良かったよ…


    鳥肌が止まりません!!! 



  翔「晋作さん! 晋作さん!私を柱に縛りなおして!!!」


  晋作「うるせぇ~ぞ~。早く寝ろ!」



    隣の部屋から壁を叩く晋作…



  翔「…お願いだから!一緒に縛らないで!私の純潔がぁ~~~…」


 麻呂「違うよね…絶対その体は清くない」


    翔「失礼な奴だな!!!」


  麻呂「じゃ~俺のこと好いてよ」


  翔「好きになりたいからなりますって…

     そんな単純じゃねぇだろ!」



    麻呂「俺は好いてるよ…」



  翔「はいはい。どの口が言う!

  好きな女に嫌がることはしないよね……」

  麻呂「好きだから困る顔が見たくて意地悪する男心分かってないね~」

  翔「っっっ!!!晋作!!晋作~~~!!

  今すぐ離さないと…縄解いた瞬間

 てめぇを沈めてやる!!!離せ…麻呂!!」


      スパンッッッ!!!


  晋作「うるせぇ~なぁ~…眠れねぇじゃねぇか!!!」



  翔「お願い!!!

   今すぐ解かなきゃ殺すっっっ!!!」

  

        九死に一生…万歳。


  翔「今日は晋作の所で寝るから…

    晋作は麻呂と寝て…明日…2人とも

  黄昏の国に導いてやるから覚えとけ…」



       スパン!!!



  ご立腹の優輝菜は晋作の布団で寝た

  



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