「ねえねえ攻生!」


あたしは攻生を呼んだ



攻生は素気なく


返事をくれたするけど



私にとっては嬉しいんだよ?




「私の過去知りたいんでしょ?」

「はぁ?んーまぁな...」


「なら話は速いな!聞いてよ?」

「ああ」


私は語り出した


昔のこととか、家族のことも


攻生は黙って頷いてきいてくれた


ただそれが私には嬉しかったんだ




私を認めてくれる人がいたから...