「しーなを迎えに来た、早く帰ろうぜ?」 「帰らないよ、あたしは。」 「なんで・・・?」 なんでって・・・ 「ゃ・・・だ・・・ら」 「なんて言ってんの、もっかい。」 「嫌なの!あの家が嫌い、大嫌い、家族も兄弟も 周りのみんなも、もううんざりなの! だからもう近寄らないで 触らないで、その汚い手を早く離してよ!」 あたしはついカッとなって 大声で叫んだ。 でも振りほどこうとしてもできず、 あたしはどうしていいかわからなかった。