『まさか、お前家出?』

あたしはこくりとうなづく。


彼はあたしをみてわらっな


『よくできたなw家まで送ってやる、行くぞ』


あたしは腕を掴まれたまま


彼の後ろにつく。


『で、お前んち、どっち方面?』

ふいに言われた言葉にあたしは


『家なんてないですし、あたしそもそも家族いませんから。』

咄嗟に出た言葉はこれだった、