どうしよう。 あたし、高瀬さんのこと……好きになっちゃったかも。 撫でられた頭や髪が、ずっと甘い熱を持つ中、大切にレモネードを飲んだ。 この日から、あたしの注文するものが変わった。 コーヒーじゃなくて。 レモネードに。