優しくされるのはすごく嬉しいです!
もちろん、こうやって撫でられるのもすごく嬉しくて好き。
「隼世くん……好きです」
「は!?」
「え!ダ、ダメでした……?」
「ダメじゃねぇけど……。そうゆうこと不意打ちで言われるとヤバイ」
そんなに照れた顔で言われると、言ったあたしがすごく恥ずかしいです!
いつもみたいに俺様でいて下さい!
「目……閉じて?」
「それはダメ!昼休みだし、色んな人が通るからもし見られたら……」
「誰がキスするって言ったよ。自意識過剰だわー」
「ひ、ひどいです!」
隼世くんに言われた通りゆっくり目を閉じる。
すると、頬に隼世くんの手のひらが触れて唇にはあの時の………
あたしの初めてのキスの感触。
素直じゃないとこも……好きなのです。
「あたし、隼世くんに一番のチョコ作るよ」
「当たり前だし。むしろ俺、茉璃のチョコだけで十分だから」
そんな風に言ってくれる隼世くんのために、あたし頑張ります!

