俺様不器用男子の甘い愛情




少し歩いた先に見えてきた海。


とにかく暑いです…!!


海を目の前にはしゃぐ玲菜と恭平くんを横目で見つつ、あたしは日影をウロウロ………。


「お前すげー挙動不審なんだけどっ」

「バカにしないでよ~。暑いのです」

「しょーがねぇな。かき氷でも奢ってやろっか?」

「やったー♪」


隼世くん優しいです!!


うなだれてるあたしを見兼ねて奢ってくれたレモン味のかき氷。


二人で同じ味のかき氷を頬張る。


甘酸っぱくて頭にキーンって!


幸せ~!



「あ、少し生き返った?」

「うんっ。隼世くん!ありがとう♪」

「はいはい。食ったら海入るか?」

「入ってみたいです!」

「りょーかい」


ふわっと香るレモンの匂い。


この夏の甘酸っぱさと、ドキドキで溶けてしまいそう。


大切にしなきゃですねっ、この時間。


見上げた空は驚くほど快晴で、太陽があたし達を照らしていた。


気持ちいい………。