俺様不器用男子の甘い愛情




蒸し暑さでかなりの炎天下の土曜日。


ふわっとした少し丈の短いワンピースに、ピンクのビーチサンダル。


ペタペタと音を響かせて待ち合わせの駅に行くと、すでに隼世くん、玲菜、恭平くんが。


あたし一番最後ですか!?



「ごめんなさい!遅れました!」

「ヤッホー♪茉璃!大丈夫!あたし達が早いだけだからっ」

「そうそう!俺と玲菜は昨日泊まりしてたから一緒に来たしね~。隼世は、茉璃ちゃんより早く着くために頑張ったもんね?」

「黙ってね、恭平くん」


からかいを含めた笑顔の恭平くん。


隼世くんは不機嫌そうな顔で、あたしの手をぎゅっと握った。


この気温と、久しぶりに触れる隼世くんの体温。


熱が1度上がった気分………。



「んじゃ、海行こー!玲菜!手繋ご!」

「えへへ♪もっちろん!恭平と繋ぐ~!」


見てるコッチが恥ずかしくなるバカップルぶりですね………。


「茉璃。お前、こっち歩け」

「あ、はい。……ありがとう」

「何が?」


さりげなく歩いてくれる車道側。


やっぱりカッコイイです!!