次の日の放課後、補習のガイダンスを受けて明日から2日間補習詰め。
最悪じゃんか~………。
ガイダンスが終わったら直行で図書室へ!
「あ、隼世くん。待ってました!」
机の上には生物の教科書、ノート、ワークが置いてある。
今日、生物の授業ないのに置いてあるのは茉璃の優しすぎるところ。
「……ありがと。茉璃」
「それは補習抜けるまで言わないで下さい!補習が終わったら、たくさん言って?」
「何回でも。まぁ、今回は頼る立場だからなんも言えねぇけど……」
「隼世くんらしくないですっ」
「悪かったな」
ムスッとピンクの頬を膨らませるのが、すっげーかわいくて。
頭を撫でれば満足気に「やりましょう!」と意気込む。
「はぁー……茉璃のこと今すぐ抱きたい」
「発情しないで……」
こんなに、かわいい彼女持ってたら嫌でもするっつーの。

