一人の女の子が檻の中で叫んでいた。 その向かいにはもう一人の女の子。 (ああ。あの叫んでいるのは私だ。あの時の記憶だ。) そう。その記憶は私が 初めて人を嫌、何かを殺した日の記憶だった。 ーーーーーーーー 殺した女の子の名前は暁アカツキ。 私の大事な親友だった。 だけど暁はあいつらのせいで性格がねじ曲げられた。 暁とは数週間会えない時があった。