「あの時には俺と七彩、九条夫妻は黒条総一郎の企みに気づいちまってな。
その時には翠玉と翔を逃がすことはできなかったが何とか止めようと七彩は元の体質であの子の人格に入り込み、
俺はあそこを出九条夫妻の子供をあの二人の代わりに預かり今まで機会を狙っていたんだ。」
「俺は!!あの人のおかげであんなコンプレックスから抜け出すことができてそれにこんな力だって入れることができたんだ!!」
「それは、まやかしの力だ。それにまだ万全じゃなかったはずだ。さっきのあいつらの始末でもう限界に近いんじゃないのか?」
「うるさい!!俺はまだ戦える。
まだあの人はこれ以上ないものを俺にくれた。だからこの命あ尽きるまで俺はあの方の僕になってやるんだ!」
ヴァンパイアに効く銀の弾丸はやはり効果を出しているのか撃たれたときから胡乱の回復能力は全く効果をはたしていなかった。
流血の止まらないなか胡乱は必死に患部を押さえて話していたがだんだん限界に近いと遠くにいる俺だってわかった。
「残念じゃよ。恭介。わっちもお主のことは結構気に入っていたのだがの。」
七彩のその言葉を最後に樋口さんが銃の引き金を引き
バーーーーーーン!!!
胡乱の体はそれから崩れ落ちた。

