「さよなら、憐。幸せにね。」
そして、私は竹林の奥へと姿を消した。
それから走っていくとなんとか街へ下りることが出来て家路に付こうと歩いていたら一人の女の子が私の方へ走って来た。
「ああ!猫ちゃんだぁ!!」
私は少しだけだから大丈夫だろうと近づいて行った。
それが間違いだったのだ。
近づいて行った瞬間に何か薬品らしきものを嗅がされた。
私は咄嗟にその女の子の手を噛んで離れるが遅かった。
意識が薄れていくなか私はある会話を耳にした。
『こんな事しなくても良かったんじゃないのか?暁』
女の子だった子供は姿を変えて大人の男の人へ変わった。
(あ、かつき?)
それって…

