《翠玉回想》
私はあの後兄の行ったお通りに桔梗と言う人の部屋へと向かっていた。
だけど角を曲がろうとしたら憐の声が聞こえ咄嗟に隠れた。
「……が…………なんだ。」
誰と話しているのか見てみると1人の女性と話していた。
(ここの使用人かな?)
その使用人らしき女性が
「お顔の色が優れない様子なのですが最後にいつ血液をお飲みになられましたか?」
最後に血を飲んだ?
毎日飲んでるんじゃないの?
今まではてっきりいつも女の人の血を飲んであるのだと思っていた。
あの顔だと選び放題だしね。
その言葉を聞いて少なからず動揺していた。

