「この中で生きた奴らは俺と翠玉とあと一人。そいつの3人だけだ。
死んだ半数の原因は投与した遺伝子の異常な反応。つまり力が暴走した事で制御出来ずに死んだ。」
駿と桔梗はあまりにも衝撃的な話だったため顔から血の気が引けていた。
駿が恐る恐る聞いてきた。
「それで…後の半数はどうしたんだよ。」
「…………………成功した実験体の力を試すための捨て駒だった。その対象は成功した実験体に接触していた人物。
そして何らかが欠陥している人たちだ。」
「その欠陥とは何なの?」
「元々俺は全員孤児だったんだ。その中で目が見えなかったり片手が無かったり。そんな所だ。」

