静まり返る空間と
蒼ちゃんから漂ってくる例えようのない威圧感に
私の心は押し潰されそうになる。
だけど、どうしてこんな状況になってしまっているのか
今もって解らない。
「あ、あの……蒼ち……」
「それで?お前が納得するまでって一体いつだよ?」
「え……」
気付けば蒼ちゃんは私の目の前にいて
今まで見たこともないような……強く鋭い瞳で私を見つめていた。
「悪いが……俺、これ以上待ってなんかやれねぇんだけど」
「…………」
蒼ちゃんの言ってる言葉の意味、わかんないよ。
ワケがわからず、ただただ蒼ちゃんを見つめるだけの私。
「俺から卒業だって?ばーか、んなもん俺が許すワケねぇだろ」
「そ……蒼ちゃん」
すると、そのまま私の身体はゆっくりと蒼ちゃんに抱きしめられた。
「俺がこの1年、どんな思いで我慢したと思ってるんだよ」

