「せ、セーフっ」 「はい遅刻。」 先生は真顔で出席簿に「遅」と書いた。 「ええ?!ぎり間に合ったじゃんっ」 「勘違いされたくなきゃ寝坊するな」 「う゛…」 とぼとぼ歩きながら自分の席へと向かった。 「だっせ」 「なっ、うるさい!」 って隣の奴に怒るが、それ以上何も突っかかってこなかった。 あれ?めずらしい… っておい!そのほうが嬉しいに決まってるじゃない!