言った瞬間、エリアルが一直線に突き進んで来た。 互いに一撃を加え合って、 磁石が反発するように勢いよく離れる。 だが、エリアルはやはり距離の目測を誤り、 壁にぶつかった。 セレナは途中で何とか止まると、 ゆっくりと地面に下りた。 「そういえば……あなたは、いくつか勘違いしてるわ。 さっき、私に『人間を餌としか思ってない』って言ったわよね」 「それがどうした」