出来た時にはチャイムなる数秒前。



あぁぁぁ、俺の麗子ちゃんタイム。




くっそー、、、




『出来ましたよ、はいこれ』



『ん、今後走らんようにな』



『へいへい、、、』



そう適当に返事をして
教官室の扉を閉める。


こうなりゃぜってぇぇぇ、麗子ちゃんと放課後
麗子ちゃんタイム作ってやる!




いつもはすぐ帰っちゃう麗子ちゃん。



だから話したりできないが、

今日は意地でも話してやる!





そう心に決め教室へと戻る。



その事を春希に話すと
案の定笑って馬鹿だと言われたけど。



そっからの授業は時計と睨めっこ。


早く過ぎれ時間!!


授業内容なんて全然頭に入らず
どうやって麗子ちゃんと話す時間が多くなるか


そればかり考えてた。