ガンッッ...

絢「っ!!」
ギャアァァァ━━(|||゜Д゜)━━!!
やってしまったー!あの冷たい王子の机に...

龍「....」
無言!?な、なんか言ってよーっ
って、あやまらないと!!!

絢「ご、ご、ごめんなさい!!
あ、あのですね、わざとやった訳ではな
くてですね、その...「プッッハハハハッッッ
アハハハッッッ」??」
えっ、何?なんか、おかしかった?

絢「って、笑ってる!!
あの冷たい王子が!!!!!!」

龍「クククッ...あ?俺だって人間なんだから、
普通に笑ったりするしクククッッ」
まだ、笑ってる??!何がおかしいよの!

龍「クククッ」

絢「な、何がそんなにおかしいよ?」

龍「お前」
そう言って、龍は私を指さして来た

絢「私がおかしい?いくら顔が酷いからっ
て、何もそんなに笑わなくてもいいじゃ
ない」

龍「顔じゃない」

絢「じゃあ、何?」

龍「お前が百面相してるから
青ざめたと思ったら、慌てるしそした
今は、顔真っ赤だし」
あれ?冷たい王子って、無口なんじゃなかったの?なんで!?

龍「俺が喋ったら周りの女どもが騒ぐだ
ろ?「キャーしゃべったー?」ってな」

絢「確かに!!って、なんで分かったの
まさか、エスパー??」

龍「な訳ないだろ、バカか?
絢は、顔に出すぎるんだよ」

絢「バカじゃないですーっo(`ω´*)o
てか、名前...絢って言った」
冷たい王子が今、私の名前を読んだから、びっくりしてしまった。

龍「あれ?お前の名前絢だろ?」

絢「そうだけど...いきなり下の名前?」

龍「そうか?普通じゃね?」

絢「普通じゃないでしょ...」

龍「じゃあ絢も龍でいい、これでいいだ
ろ?」

絢「えー、なんで!?呼ばなくてい「呼ぶよな?」
私が、呼ばなくていいじゃんって言おうとしたけど冷たい王子によって遮られた
でも、あまりにも黒い笑顔で言ってきたから仕方なく

絢「はぁ?言えば良いんでしょ言えば!」

龍「じゃあ、決まりなニコッ」

ドキッッ...
え?何こんなやつにドキってしてるの?
冷たい王子の癖して、俺様だし強引なのに
あたしどうかしてるよ、はぁ?
まぁ、いいや

龍「面白いやつ...」
龍がこんなことをつぶやいているなんて思ってもいなかった