君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜


それから朝ごはんを食べて、夏休みの宿題をやって、軽く昼ごはんを食べて、部活へ行った。

龍心は出先から直接行くらしく、駅までの道を一人で歩いた。

「心奈〜!」

あたしが駅に着くと、夏澄とりこは既に居た。

「あれ?龍心先輩は?」

「朝から出かけてて、直接行くって」

「そっか。玲菜先輩と一緒かな〜?」

ずきん

りこが何気なく言った一言が胸に突き刺さる。

多分、りこの言う通り玲菜先輩と一緒に居ると思う。

「じゃあ、行きますか」

「えっ、啓介先輩は?」

「啓ちゃん、夏風邪だって〜」

「あらま」

てことは今日は三人か。