家に着いて 自分の部屋に向かう


ベッドの布団に包まった


ドキン ドキン・・・


私 何した?


裕に・・・ キスした


なんで?


わからない


自問自答をしていた


まだ ドキドキしている


私には 遥人がいるのに


これって・・・浮気なのかな?


裕は 少し驚いた顔をしていた


当たり前か・・・


明日 どんな顔すればいい?


遥人にも どんな顔で


会えばいい?


布団から出て 鞄から


スマホを出す


私は 鈴乃に電話をした


こんな事を話せるのは


鈴乃しかいないから・・・


『もしもし?』


「・・・鈴乃? 今 平気?」


『どしたの?』


私は 裕にキスをした事を話した


『そっか・・・ それで?


裕君なんか言ってた?』


「ううん・・・ 私


忘れてって言って


逃げちゃった」


そう言いながら 私は


胸に手を当てた