ねぇ・・・この2年間


私は どんな気持ちだったと思う?


「・・・」


「あ・・・突然


変な事言ってごめんね」


そう言って 裕は手を放した


「・・・どうしてなの?」


「え?」


ドクン ドクン・・・


何を言おうとしているのか


自分でもわからなかった


「藍実ちゃん?」


「私・・・本当はね?」


ドクン ドクン・・・


その時 我に返った


私・・・裕に何を言おうと


していたの?


「・・・ごめんなさい


私 少し疲れているみたいで


今日は 帰るね?」


これ以上 裕と一緒に居ると


言ってしまいそうだった


ガタ


席を立って 鞄に教科書と


ノートとペンケースを入れて


教室を出た