そうだよ・・・ 私は


【ううん ちょっとビックリしたけど


大丈夫】


「私ね・・・今 付き合ってる人が居るの


いい人なの


裕との事は いい思い出にしたいから」


そう言いながら 少し笑った


「・・・藍実ちゃんは それでいいのか?


もしかしたら あいつ思い出すかも


しれないのに」


「仕方ないよ・・・」


そう 仕方ないの


だって 私の事2年経っても


忘れたままなんだから・・・


「私は 今 幸せなの


今の彼と・・・付き合って


だから・・・もういいの」


「俺は あいつが藍実ちゃんの事


いつか思い出してくれるって


思ってるんだ」


「・・・」


神坂君が 言いたい事は


なんとなくわかっていた