それから 色んなゲームをした


楽しい時間は あっという間だな


気が付けば 夕方になっていた


スマホの時計を見ると


【17:30】と表示されていた


私は 翔君に駅の近くまで


送ってもらった


「ありがとう・・・」


「・・・楽しかった?」


「うん! 凄く・・・」


それは ウソじゃない


あんな風に 楽しんだの


久々だったな


「藍実ちゃんには 笑った顔が


似合ってるよ」


「・・・そうかな?


自分じゃ よくわからないや」


だけど・・・一緒に居て


本当に楽しかったのは


本当だから


「・・・俺の彼女になれば


もっと楽しい所に連れて行くよ?


遊園地とか水族館も貸し切りに出来るし」


「さすがに・・・そこまでは」


そう言いながら 苦笑いをする