家に帰って 自分の部屋に行く


まだ・・・裕に対する


気持ちが残っていた


このまま・・・ずっと


隠していきたくない


どうすればいいのか


わからない


裕は 私の事を想って


くれてるのに


ずっと好きだから・・・


ずっと一緒に居られるって


思っていたのに


それなのに どうして


こんな・・・気持ちになるの?


涙が溢れて 止まってくれない


その時 スマホが鳴った


【翔君】


翔君からの電話だった


今は・・・出たくない


少し深呼吸をして 電話に出た


「・・・はい」


『藍実ちゃん 今 大丈夫?』


ドクン


「うん・・・どうしたの?」


『・・・声が聞きたくて


それと 落ち込んでないかな?って


心配になって』


翔君は 優しいな・・・