私の・・・本心


そんなのわかりきってる


裕は いじわるだ


わかってるくせに・・・


今更だよ


「・・・藍実?」


「私は・・・本当は」


ドキン ドキン・・・


うまく話せない


どうしてこんなに


緊張するの?


「大丈夫だから・・・


ゆっくりでいいよ」


「・・・」


裕は 私が何を言いたいのか


わかってる


ぎゅ


私の手を握ってそう言った


思わず俯いてしまう


「・・・ごめんなさい」


そう言って 手を離す


「藍実?」


「・・・ごめんなさい」


謝りたいんじゃない


だけど 謝る言葉しか


出て来ない・・・


同時に涙も出て来た