翔が何を言いたいのか


わかっていた


「・・・俺だったら


藍実ちゃんの事


絶対に泣かせない自信はある」


そう言いながら 翔は


俺を軽く睨んで廊下を歩いた


藍実を・・・絶対に


泣かせない自信


きっと これから先


俺は 藍実を泣かせるかもしれない


どんなに謝っても


傷付くのは 藍実だから・・・


現に 2年間


俺は藍実を悲しませていた


自分でも最低だって


わかっていた・・・


だけど あの海で誓ったんだ


もう2度と 藍実を泣かせないって


悲しませないって


それと・・・離さないって


決めたんだ