---裕side---


何度も 藍実を


困らせて 悲しませた


同時に美咲にも


迷惑をかけて来た


仮に負けても 俺は


藍実を諦めない


「裕!」


名前を呼ばれて


振り返るて翔が立っていた


「・・・翔」


「しかし この学校


広いよなー・・・


下手したら迷いそうだな」


「お前・・・さっきの事


本気なのか?」


「は? 冗談で言う訳


ねーだろ・・・


それにお前さ だいぶ鈍ってんだろ?」


そんなのわかってる


高校に入ってから


部活なんて入ってない


「今まではさ お前のダチとして


藍実ちゃんの事


見守っていたけど・・・


無理だったわ」


そう言いながら 翔は


俺に近付いて来た