私は 裕の腕を掴んだ


「・・・藍実?」


「お願い・・・1人にしないで」


涙声なのが わかった


ただ今は 1人になりたくない


「わかった・・・


どこにも行かないから


大丈夫だよ」


ドキン


裕は また私を抱き締める


わがままを言ってるのは


わかってる


ただ・・・1人になりたくないだけ


「今から・・・家に来る?」


「え?」


今・・・なんて?


裕は 私を自分の方に


向かせた


ドキン ドキン・・・


裕は 私の頰にそっと触れた


「今の藍実は 悲しいから・・・


俺がそばに居てあげる」


そう言って 裕はキスをした


少しずつ・・・甘くなる


私は 遥人に振られたんだ


だから・・・もう


迷う必要なんてない