私が好きなのは・・・


誰なんだろう?


歩いていた足が止まる


「藍実ちゃん?」


「・・・1つ聞いていい?」


本当は 聞きたい事


たくさんあるけど


だけど 翔君を困らせたくなかった


「何?」


「私の・・・どこを


好きになったの?」


こんな質問して 困らせる事は


わかってる・・・


「翔君 モテるし


可愛い子とかキレイな子が


たくさん居るよね?」


「ああ・・・あれは


俺が金持ちの息子だってのが


目当てで近付いて来たんだ」


中学の時 よく翔君の周りには


女子達が囲んで居た


「でもさ・・・藍実ちゃんは


俺の事 そんな風に


見なかっただろ?」


そう言いながら翔君は


少し悲しく笑っていた