大丈夫・・・落ち着かなきゃ


その時 雷が落ちた


「きゃあ!」


ビックリして 耳を塞ぐ


昔から 雷が苦手だった


ぎゅ


「え?」


またしても翔君に


抱き締められた


「雷がどっか行くまで


こうしてるから・・・」


そう言いながら 私の背中を


軽く叩いた


もしかして・・・落ち着かせようと


しているの?


ドキン ドキン・・・


しばらくすると 雷が


遠くに行った


雨も小雨になって来た


「あの・・・翔君


もう大丈夫だよ?


雨も小雨になったから


帰れるし・・・」


「・・・離したくない」


そう言いながら 翔君は


抱き締める力を少し


強くした