でも・・・やっぱり


「・・・ごめんなさい」


すると 翔君は私の肩を押した


「それは・・・裕の事が


好きだから?」


「・・・」


でも こんな事しても


私の気持ちは 動かない


裕への気持ちが ほんの少しある


「俺ね 裕が藍実ちゃんを


忘れたって知った時


チャンスかもって 思ったんだ」


「え?」


「でも・・・藍実ちゃんは


ずっと裕を想ってた


だから・・・悔しかったんだ」


そう言いながら 翔君は


悲しい顔をしていた


ザー・・・


雨音が少し強くなって来た


「あいつは・・・裕は


ダチだからさ


でも 藍実ちゃんに彼氏が


居たって知った時は


へこんだけど」


「・・・翔君」


私は 知らない内に


翔君を傷付けていたの?